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北陸高校野球の赤いユニフォームが話題に!阪急ブレーブス再来の秘密とは

第106回全国高校野球選手権大会に出場した北陸高校が、そのユニフォームで大きな注目を集めています。この鮮やかな赤色のユニフォームには、どのような秘密が隠されているのでしょうか。

目次

北陸高校の赤いユニフォームが甲子園で話題に

第106回全国高校野球選手権大会に出場した北陸高校のユニフォームが、大きな注目を集めています。

白地に赤のアルファベットで「HOKURIKU」と記された胸文字や、スタイリッシュな赤いソックスが特徴的です。

この鮮やかな赤色のユニフォームは、かつて西宮を本拠地としていたプロ野球チーム、阪急ブレーブスを彷彿とさせるデザインとして、甲子園に登場するたびに評判となっています。

阪急ブレーブスを彷彿とさせるデザイン

北陸高校のユニフォームは、阪急ブレーブスのそれと驚くほど似ています。

白地のユニフォームに赤の筆記体を黒で縁取ったチーム名、首回りや袖の赤と黒のライン、赤いアンダーシャツ、そして「H」のマークが入った赤いつばの帽子まで、1980年代の阪急ブレーブスのユニフォームを完全に再現しているかのようです。

ユニフォーム変更の経緯

北陸高校は2019年まで紺のアンダーシャツを使用していました。

しかし、2019年に就任した林孝臣監督が、阪急の後継球団であるオリックス・バファローズの選手が着用していた阪急の復刻版ユニフォームに偶然目を留めたことがきっかけとなりました。

林監督は「赤は選手の気持ちの強さが出るし、目立つ」と考え、阪急に似たユニフォームへの変更を決断しました。

阪急ブレーブスの歴史と影響力

阪急ブレーブスは1960年から80年代前半にかけて黄金時代を築き、リーグ優勝9回、日本一3回を誇る強豪チームでした。

福本豊、山田久志、加藤秀司、長池徳二など、多くの名選手を輩出しました。

1988年シーズンを最後に消滅しましたが、その伝統は現在のオリックス・バファローズに受け継がれています。

高校野球におけるプロ野球風ユニフォームの例

北陸高校以外にも、プロ野球チームを模したユニフォームで甲子園に登場した学校があります。

常葉大菊川(静岡)は米大リーグ・ヤンキース風のピンストライプのユニフォームを着用し、2007年春に優勝を果たしました。

また、2009年夏には横浜隼人(神奈川)の帽子や胸の表記が阪神タイガースに似ているとして話題になりました。

北陸高校の今後の展望

北陸高校は2年連続5回目の夏の甲子園出場を果たしました。赤いユニフォームは選手たちの気持ちを奮い立たせ、チームの一体感を高める効果があると考えられます。

主将の笹井多輝選手は「優勝を目指し、全国という舞台で北陸高校野球部の元気の良さや、あきらめない姿勢をアピールしたい」と意気込んでいます。

まとめ

北陸高校の赤いユニフォームは、高校野球とプロ野球の繋がりを象徴するものとなっています。ユニフォームは単なる衣装ではなく、チームの個性や歴史、そして選手たちの心意気を表現する重要な要素です。阪急ブレーブスの伝統を受け継ぐかのような北陸高校の赤いユニフォームは、野球ファンの心に懐かしさと新鮮さを同時に呼び起こし、高校野球に新たな魅力を加えています。

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